キャンバス
キャンバスの操作
キャンバスのつくり、押す操作とドラッグ&ドロップ、パネル、元に戻す、キーボードとスマートフォンでの操作
作品を開くと、キャンバスが1枚広がります。
メモ・関係・チャプターがそれぞれ何なのかは、メモとタグ、関係、チャプターとプロットで説明しています。
キャンバスのつくり
キャンバスには、カードを好きなところに置く場所はありません。カードがどこに表示されるかはPenPickが決めます。カードをドラッグ&ドロップして意味を変えると、キャンバスはそれに合わせて描き直されます。
上から順に、こう並んでいます。
- キャンバスツール:キャンバスの左上に浮かんでいる小さなアイコンの列です。アイコンにマウスを乗せると名前が表示されます。
- タグ列:5つの基本タグ(人物・場所・ルール・手がかり・出来事)と、自分で作ったタグが1列に並んでいます。基本タグには鍵マークがつき、自分で作ったタグは名前の前に#がつきます。
- 作品全体:一番上の欄です。作品のメモがすべて一度ずつ集まり、まだどのチャプターのプロットにも置かれていない出来事もここにあります。列の最後に「メモを追加」カードがあります。
- チャプター:その下にチャプターが順に並びます。最後のチャプターの次の欄に「チャプターを追加」があります。
チャプターが並ぶ順番
デスクトップでは、チャプターが1行に3つずつ並びます。1行目は左から右へ、次の行は右から左へと折り返して戻ってくる、ジグザグの形です。チャプターとチャプターのあいだをつなぐ矢印が順番を示します。
チャプター欄ひとつには、上から次のものがあります。
- チャプター名:欄の一番上のタブです。押すとチャプターのパネルが開きます。
- このチャプターのテーマ:書いてあれば、名前の下に表示されます。
- プロット:このチャプターで起こる出来事が、番号つきで順に置かれます。プロットの中でも1行に3つずつジグザグに折り返し、出来事のあいだを薄い線がつなぎます。出来事カードの小さな丸は、その出来事に登場するメモの最初の文字です。最後に「出来事を追加」があります。
- 関連メモ:このチャプターに登場するメモです。メモのカードにはチャプターごとの内容(メモ)の最初の行が表示され、書いていなければ本文の最初の行が表示されます。
カードに表示されるもの
メモのカードには、基本タグの色の小さな点、名前、自分で作ったタグ、本文の最初の行が表示されます。名前を空にしておくと「名前なし」と表示されます。作品全体の欄の出来事カードには「@出来事」マークがつきます。
作品全体の欄のカードの順番は、自分で決めます。前に置いたメモほど物語の中で重みのあるメモとみなされ、チャプターの関連メモや出来事カードの丸もこの順番に従います。順番の変え方は、下の「直感的なドラッグ&ドロップ」にあります。
キャンバスツール
拡大・縮小やミニマップはありません。キャンバスが画面より大きいときは、上下と横にスクロールして見ます。
新しく作る
メモ・出来事・タグの作り方はメモとタグに、チャプターとプロットの最後にある「出来事を追加」はチャプターとプロットにあります。
押す:ひとつに集中して見る
カードを押すと
カードを押すと、そのカードとつながっているものだけが明るく残って残りはぼやけ、右側にそのカードのパネルが開きます。同じカードをもう一度押すか、何もないところを押すと(Escでも大丈夫です)解除されます。
タグを押すと
タグ列のタグを押すと、そのタグがついたカードだけが明るくなります。「人物」を押すと、エリザベス、ダーシー、ウィッカムのような人物のカードだけが残る、という具合です。タグで絞り込むときは線は引かれず、右側にそのタグのパネルが開きます。同じタグをもう一度押すとオフになります。
チャプター名を押すと
チャプター欄の一番上の名前を押すと、チャプターのパネルが開きます。このときカードへの集中は解除されます。
パネル
カードやタグ、チャプター名を押すと、デスクトップではキャンバスの右側に、スマートフォンでは画面いっぱいにパネルが開きます。保存ボタンはありません。書いたそばから、または欄から出ると保存されます。
行の名前を押すとそのカードへ移り、×を押すとその行を外すか、関係を解除します。目のアイコンは視点のスイッチです(チャプターとプロット)。ゴミ箱の形の「削除」は確認なしですぐに削除しますが、元に戻すで復活させられます。
作品設定
キャンバスツールの「作品設定」を押すと、作品タイトルと作品紹介を書くパネルが開きます。詳しくは作品にあります。
直感的なドラッグ&ドロップ
キャンバスでする操作のほとんどは、ドラッグ&ドロップです。同じカードでも、どこにドロップするかで意味が変わります。
ドラッグしているあいだにカードの上を通ると、ドロップしたら何が起こるかが前もって表示されます。カードのまわりに枠が出ればそのカードの上に、カードの端にバーが出ればそのカードと隣のカードのあいだにドロップされるという意味です。何も表示されていないところにドロップすると、何も起こりません。ドラッグしているあいだは、ぼやけていたカードもまた明るく表示されます。
インタラクション
メモをメモの上にドロップすると、関係の名前を尋ねるウィンドウが開きます。すでにつながっている2つのメモなら、これまでの名前が表示されて直せます。チャプターごとに名前を変える方法は関係にあります。
ほかのチャプターにあるメモをチャプター欄にドロップすると、そのチャプターにも入ります。元のチャプターから抜けることはありません。
順番を変える・移す
「あいだ」に入れるには、カードの端の近くにドロップします。カードの幅の両端およそ3分の1ずつが「あいだ」の位置で、まんなかは「上」の位置です。ジグザグで右から左へ進む行では、カードの右端が前の側になります。
外す
チャプターの中のメモは、そのチャプターに直接入れたものだけがこの方法で外せます。プロットの出来事に登場してチャプターに入ったメモは、その出来事との関係を解除すると外れます。パネルの「流れから外す」「このチャプターから外す」や、関係の横の×でも同じことができます。
インタラクションの制約
ドラッグ&ドロップの中には、PenPickが受け付けずに理由を知らせるものがあります。カードにすでにある関係の意味が変わってしまう操作を防ぐためです。
- 出来事タグとほかの基本タグは一緒につきません。 出来事に「人物」タグをドロップすると案内が出ます。人物は別のメモにして、その出来事につなぎます。
- つながっているカードには、出来事タグをつけたり外したりできません。 出来事になると、その関係が出来事との関係や関連する出来事に変わってしまうからです。先に関係を解除してから、もう一度試してください。
- 出来事に登場してチャプターに入ったメモは、そのチャプターからすぐには外せません。 その出来事との関係を解除するか、出来事をプロットから外します。
タグのルールはメモとタグにあります。
元に戻す・やり直す
今したことを取り消したいときは「元に戻す」、取り消したことをもう一度したいときは「やり直す」を押します。キャンバスツールの右端にある2つの矢印です。ショートカットキーもあります。
| すること | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 元に戻す | Ctrl+Z | Cmd+Z |
| やり直す | Shift+Ctrl+Z または Ctrl+Y | Shift+Cmd+Z |
元に戻せるのは、キャンバスで自分の手でしたことです。
- メモ・出来事・チャプター・タグの作成
- メモ・出来事・チャプター・タグの削除
- ドラッグ&ドロップでしたことすべて
- タグをつける・外す、タグの名前と色の変更
- 関係をつくる、関係の解除、関係の名前の変更
- 流れから外す、このチャプターから外す
いくつかは元に戻すの対象に入りません。
- パネルに書く文章:名前、本文、テーマ、チャプターごとの内容、作品紹介は、書いている欄の中でCtrl+Z(Cmd+Z)を押すと、その欄の文字だけが戻ります。文章を書いている途中は、キャンバスの元に戻すは働きません。
- 視点のスイッチ:もう一度押してオフにするか、切り替えます。
- 連携したAIが直したもの:元に戻すは、この画面で自分がしたことだけを記録します。AIが変えたものを戻したいときは、AIに伝えてください。AI連携を見てください。
元に戻すの記録は、今開いている作品の画面にしかありません。再読み込みしたり別の作品へ移ったりすると空になり、直近の100回まで記録します。そのあいだに対象が変わって元に戻せなくなったときはお知らせして、その手順は飛ばします。
キーボードでの操作
カードとチャプター名はすべてボタンなので、Tabで移動できます。カードでEnterかSpaceを押すと、マウスで押したのと同じです。
キーボードでもドラッグ&ドロップできます。
- 動かしたいカードやチャプター名、タグでMを押して持ち上げます。
- 矢印キーで動かします。
- EnterかSpaceでドロップします。
- やめるときはEscを押します。
キーボードで動かすときも、動かしたカードの中心がほかのカードの端のほうにあれば「あいだ」に、まんなかのほうにあれば「上」に置かれます。スクリーンリーダーを使うと、何を持ち上げたか、どこの上にあるか、どこに置いたかをカード名で読み上げます。
ドラッグしていないときにEscを押すと、集中が解除されてパネルが閉じます。
スマートフォンで
スマートフォンのキャンバスは、デスクトップと同じキャンバスです。できることも同じで、幅に合わせて並び方だけが変わります。
- 作品全体の欄は、1行にカードが2枚ずつ並びます。
- チャプターは1行にひとつずつ縦に積み重なり、矢印でつながります。
- プロットと関連メモは1行に2つずつ並び、プロットはジグザグに折り返します。
指で画面をスワイプすると、キャンバスがスクロールします。カードをドラッグするには、少し長押しして持ち上げます。置きたいところで指を離すとドロップされます。画面の上端や下端までドラッグすると、キャンバスがついてスクロールします。なので、作品全体の欄のカードを一番下のチャプターまで一度に連れていけます。
パネルは画面の幅いっぱいに開きます。
次に読むもの
- メモとタグ:メモと5つの基本タグ、自分だけのタグの使い方
- 関係:関係の名前と、チャプターごとに変わる名前
- チャプターとプロット:出来事をプロットに置き、チャプターごとの内容と視点を決める方法
- AI連携:普段使っているAIをつないで、キャンバスを一緒に扱う